終わりたくない夜

ボリビア6日目

昨晩この旅最大級の悪路を2時間かけて走らせ辿り着いたロア地区。

サルバヘ農園のカルメロさんと、インディペンデントな発酵チーム4LLMAS(クアトロリャマス)のアンドレスのところだ。

彼らの農園、施設の見学。

そして彼らのニュークロップのカッピング。

カッピング後は僕たちが彼らに直接フィードバック。

これが美味しい、これはちょっと良くないなど。さらに具体的に率直な感想を伝える。

しかし、どれもクオリティの高いサンプルばかり。

彼らは去年よりも設備を投資をし、精製のクオリティが上がっていることが、結果的に味わいのクオリティが上がったと言う。

なんかすごく嬉しそう。

コーヒーのクオリティを生産者に直接フィードバックするということがこんなに有意義であり、心通わせる瞬間だということを僕はこの旅で初めて知った。

生産者さんにはもちろん、生産者さんの育てたコーヒーたちにも毎年会いたくなる。

彼らのコーヒーにもまた会うことに責任感を強く感じた1日でもある。

時にやさしく、時に厳しく。一緒に成長していきたいね。

この日の夜はみんなで夕ご飯。

アンドレス手作りの中東料理。美味しいご飯のあとはギター1つで大盛り上がり。こういう夜が1番最高なんだよ。

この旅が終わりに近づいてるのを名残惜しく感じてるのか、みんな語り合ったり、歌を歌ったり、深夜まで電気が消えることはなかった。

ボリビアビジットも残り2日。

そう、2回寝れば終わりなのである。