ペルー激闘編

ボリビア、ラパスを離れた僕らはリマへ着き、一緒にボリビアを旅した帰国組とお別れ。寂しい。

そのままペルー国内線でカハマルカ地方のハエンという街へ。

着くとそこは熱帯の雰囲気ムンムン。暑い。

同じ南米でも緯度も違うし、雰囲気も全然違う。

透明性とサスティナブルを理念に掲げているエクスポーターのCultivarのみんなとも意気投合。

初日はディナーで盛り上がった。

次の日からは農園訪問。

ボリビアで何件か農園は周ってて、ある程度要領を得ているつもりだったが、ペルーの農園は険しかった。

まず移動距離が長い!

拠点としてるハエンのホテルからは車で4,5時間は当たり前。(往復10時間よ)

さらに農園は標高高い場所にあるので、さらに山を登っていくー。

舗装なんかされてなく、崖スレスレの山肌を走るデスロード系。

そして農園についてからがまたまたハード。農園の中心部まで、歩く歩く。ほんとに歩く。生産者さんたちは慣れてるようでサンダルでもスタスタ登るし、スタスタ降りる。どういう筋力?

農園ではお昼ご飯もいただく。

郷に入っては郷に従え。旅の鉄則である。

毎回ボリュームがすごい。はみ出るおもてなし。グラシアス。

3日目

念願のフローレス親子の農園はこの旅一番のハードさと言っても過言ではない。

おまけにカンカン照りで、標高2,000mとは言え猛暑。暑いのなんのって。

彼らのコーヒーを買い付けてる僕が、彼らに焙煎したコーヒーを渡すことができたのはこの旅でしたいことの大きなミッションの一つ。

受け取ってくれた彼らが驚きや照れ共にとても喜んでくれたのが、嬉しかった。渡すために持って来て良かった。袋、クシャクシャでごめんね。

貫禄あるけど、まだ24歳らしい。(14歳年下やん)

この後僕は前日から続いてる食あたりによる腹痛と脱水症状で完全にパワーダウン。

帰りの車は一言も発さず、即身仏と化した。ナムー。

旅は過酷さを増してきて、明日の農園訪問は絶賛黄色信号である。

ペルー版経口補水液でなんとか復活

果たして農園に行けるのか。

むしろ帰国できるのか。

ペルー激闘編。残り2日である。