効率とロマンと。

昨日の転倒大回転した時に打った右腕が軽く痛むDAY 3。

朝ごはんを軽く済ませた僕らはポテンシャルの塊、フィンカ イザベルへ。

フェルナンドさん、ガブリエラさん夫婦が営む小規模の農園だ。

植えられている木のほとんどがゲイシャ種であり、現在はゲイシャ種とエチオピア原種を配合させたハイブリッド品種F1(フェルナンド1号と言うとウケてた)を栽培中。

ナシアもそうだったけど、彼らも森の中に農園をつくっている。それがめちゃくちゃ森だった。

高く伸びたシェードツリーは程よく日陰をつくる。

それによって日照量をコントロールできるし、雑草の増加も防げるとのこと。なるほど。

しかし、この森に住んでる鳥たちが完熟したチェリーを食べてしまうのだとか。

鳥たちを追い払ったりしないのか?という問いに、「鳥たちのほうがこの森に先に住んでいるから、追い払うなんてとんでもない。

私たちは彼らに敬意を払う必要があるわ。」と、ガブリエラさん。

彼らの大自然を敬う気持ちには心打たれる。

何よりも量より質を徹底するフィンカ イザベル。

農園も今後拡大予定だが、自分たちのキャパを超えるような拡大はしない。

あくまでもクオリティファースト。

これまでの長年の付き合いのある顧客もあり、TYPICAが私たちの最後のお客様。今後増やす予定はないかも。と。

それだけ効率よりもクオリティが彼らのアイデンティティなのかもしれない。

かっこいい。ロマンがありすぎる。

カラナビ市内でランチ休憩。

その後、ボリビアのCOEや大統領カップで何度も入賞している実力派のセレソさんのところへ。

こちらも負けず劣らずとんでもない急斜面の農園で、1番上まで登ることに。

登山並みのエネルギーを使い、やっとこさ登るとそこには絶景。

今日もとんでもない景色と出会ってしまった。

底がしれないボリビアンポテンシャル。

毎日がヘトヘトだけど、刺激的。

毎晩、楽しい。とつぶやきながら寝てます。

Hasta Manana!