序章  〜ボリビアへの想い〜

初めての生産国 ボリビア。

今回、ドキュメンタリーの撮影のため、初めて生産国へ訪れることができることを大変光栄に思います。

改めてTYPICAさん、貴重な機会をいただき本当にありがとうございます!

今回「序章」というテーマでブログのような形で書いてみようと思います。

これから感じたこと、見たもの、聞いたもの、知らなかったものを私を通して皆さんにシェアしていきたいと考えています。

今回、数ある生産国の中から「ボリビア」を選んだのは、生産国の中でも特にボリビアのコーヒーが好きで、私にとっても特別なコーヒーだからです。

ふとなんでこんな味わいが出るのだろう?と考えるようになった頃、産地による「テロワール、品種、生産処理」による違いにより様々な風味特性があることに気づきました。

特にボリビアのコーヒーは豆が固くて思った通りの抽出ができずに悩んだ経験もあり、迷走していた時期もありました。

抽出を続けるうちにそのコーヒー豆の個性や特性に合わせて抽出を変えることができるようになり、さらに豆のポテンシャルを自分なりに表現できるようになった頃にはコーヒーの面白さにのめり込んでいました。

その頃から「いつか産地に行って実際に自分の目で見て、手で触って、空気感を肌で感じたい」と強く思うようになりました。

写真や動画でしか見ることができなかった景色をもうすぐ体験できると思うとワクワクして眠れなくなります。

それでも、想いは常に生産国にあり、どんな場所でどんな人たちが、どんな風にコーヒーと関わっているのか?10年間知りたくて仕方がありませんでした。

人生を豊かにしてくれるコーヒーをより深く探求できることに感謝しながら、生産国での体験を一人でも多くの方にお伝えしたいと考えています。

是非これから続く報告を楽しみにしていてください。

そして、ボリビアを訪れ、新しい価値観が生まれた私が何を考え、何を伝えるのか?も是非楽しみにしていてください。

KEYAKI COFFEE

松木