コーヒーの花をみた
はじめて訪れるコーヒー農園で年に3日しか咲かないコーヒーの花を見ることができる幸運がどれくらいの確率で訪れるのかはわかりませんが、とにかく僕たちはコーヒーの花をみることができました

Finca El Zapoteという標高1000mにある比較的低地にある農園を訪れることになった僕たちは、車中から “コーヒーノキじゃないですか!” などと言いながらテンション高めではあったのですが、農園に入った途端”コーヒーの花じゃん!” と車を飛び出して香りを嗅いだり、写真を撮ったりと、はしゃぎ回ることになりました。
コーヒーの花が咲くと周辺にすごくいい香りがする。ということは知っていたのですが、本当にジャスミンのような、若干柑橘のような、爽やかで甘い香りが一面に漂っていて夢見心地な時間を過ごすことができました。
花が咲いてから180日後に収穫するとのことでしたので僕たちがみた花は11月に収穫されて来年出荷されることになります。
ここではコモデティコーヒーを作っていて、案内してくれたクリスさん曰く、コモデティコーヒーもスペシャルティコーヒーの農園も見てもらいたいという粋な計らいだったのです。次の日に行くことになるスペシャルティコーヒーの農園との違いを肌で感じることができたのは得難い経験となりました。ありがとうクリスさん!
大規模につくるコーヒー。小規模に作るコーヒー。カッピングしてスコアをつければ小規模で丁寧に作るコーヒーに軍配が上がることが多いのでしょうが、それぞれマーケットが違うということであってどちらが偉いということではなさそうです。ただ空気感といいますか湿度の感じや日差しの様子の違いを感じた僕たちはスペシャルティコーヒーの農園には特別な雰囲気を感じました。これだけ空気が違うとコーヒーも違うよねという話をしました。