The shape of coffee that I describe.
私がスペシャルティコーヒーと出会ったのは2008年の冬、26歳の時でした。
当時は「コーヒーは苦い物」というイメージが一般的で、日常的に「浅煎りのコーヒー」に出会うことは非常に困難でした。
2009年3月に埼玉県熊谷市にて浅煎りコーヒー専門のカフェ「HSKWKF/ホシカワカフェ」をオープンし、2012年からはノルウェーのロースターのコーヒーを提供を始めました。
そして、2015年から自家焙煎を開始。
2016年にはGOOD COFFEEさん監修の下、GLITCH COFFEE & ROASTERSの鈴木さんと一緒にマレーシアのクアラルンプールでゲストバリスタ・ワークショップを行いました。
その時に感じたのは「コーヒーの味わいの感じ方(フレーバープロファイル)は日常の食生活や生活環境で微妙に異なる」ということでした。
例えば「エチオピアのナチュラル」。
私たちは「イチゴ」や「ワイン」のように感じる味わいを、マレーシアのバリスタ達は「カンタロープ」という赤肉のメロンのような果物だと感じていました。
それに気がついて以来、私は「The shape of coffee that I describe.」つまり、「自分なりのコーヒーの表現」を模索するようになりました。
現在、私の一番の特徴は「自分で焙煎して飲んだコーヒーの印象をアクリル絵の具でアートとして表現し、ラベルにすること」です。
「コーヒーの味わい」というそれぞれの感性で楽しめるアートを可視化し表現する。
これが私の流儀であり、現在はそれらをNFTアートとしても少しずつ発表させていただいています。
https://opensea.io/collection/the-art-of-specialty-coffee
![](http://d2aq5sby0p01o2.cloudfront.net/cms/wp-content/uploads/2022/08/Agro-Takeshi-500-Yosuke-Suzuki-1.png)
![](http://d2aq5sby0p01o2.cloudfront.net/cms/wp-content/uploads/2022/08/Golden-Weeks-14-Yosuke-Suzuki-1.png)
「いつか、コーヒーが好きな人もそうでない人もアートでつなげたい」
「目に見えないものを可視化し、価値観が違う人同士の文化をクロスオーバーさせたい」
そう願っています。
![](http://d2aq5sby0p01o2.cloudfront.net/cms/wp-content/uploads/2022/08/Bolivia-Agua-Rica-500-03-Yosuke-Suzuki.png)
![](http://d2aq5sby0p01o2.cloudfront.net/cms/wp-content/uploads/2022/08/Bolivia-Gesha-Natural-13-Yosuke-Suzuki.png)
![](http://d2aq5sby0p01o2.cloudfront.net/cms/wp-content/uploads/2022/08/Sakura-mid-night-08-Yosuke-Suzuki.png)