COFFEE COUNTY

タンザニアに来て4日目の朝。

昼間の照りつける太陽は力強いのだけど風はカラッと心地よい。朝晩は寒いくらいだ。赤い土と大地のスケールに圧倒されるけれどもとにかく人々が陽気で優しい。

これは飛行機を降りてすぐ思ったこと。入庫審査員は笑顔で話しかけてくるし、空港の荷物整理の方も同じ、「トヨタ」がいっぱいだよ！って。道行く人とは「ジャンボ！」と挨拶。子供たちは人懐っこく全然擦れていない。何がそうさせるんだろうとこれまで通ったエチオピアとの違いを考えてみるのだけどはっきりとした答えは浮かばない。

さて肝心のコーヒー。Acacia Hills 農園のレオンさん、皆さんの素晴らしいもてなし、細部に渡る気遣いに皆大変心地よく過ごさせてもらってる。2日目のカッピングでは素晴らしいコーヒーとの出会いがあった。こちらも折角だから良い意見もそうでない意見も積極的にフィードバックをした。彼の真摯な姿勢、優しさが見えた。迷いも共有してくれて我々がここに来た意味を噛み締めることができた素晴らしい時間だった。

今日はこれからレオンさんが協力関係にある周辺農園のロットをカッピング、いくつかの農園を訪れたのでこれも楽しみ。タンザニアを沢山吸収して明朝にはケニアへ。どんな大地、人が待ってるのだろう。