COFFEE COUNTY

ケニア最終日。タンザニアのそれとも少し違った赤土ともさようなら。

さて話を少し戻して…昨日はナイロビから3時間ほど車を走らせて生産地キリニャガへ。言わずと知れた名産地。Karani Factoryに着き、Wet mill を説明してもらい、周辺の農家を訪ねた。ケニアでは丁度収穫も始まったばかりで、Wet mill もこの日が正にスタートだった。持ち込んでくる周辺の農家さんの数、その量はもちろんまだまだ少ないのだけどそこには何か活気があって今回の旅では初めての光景に心躍った。

続いて農家さんを訪ねると喜んで収穫を見せてくれた。我々も実際にやってみたり。やっぱりザ・コーヒーな体験に顔が綻ぶ。

今日は沢山の疑問を抱えてロックバーンのオフィスに行きカッピング。アーリークロップながらも、見知ったファクトリーのニュークロップを用意してくれていた。その後ピーターさんとディスカッション。パズルのピースをストレートな言葉でどんどん投げてくれて全体像は随分とみえてきた。その後も移動の車内でケニアのスペシャルティコーヒーシーンの問題点、良い点を話し合えて旅の締めくくりとなった。

ケニアとタンザニアのコーヒー、その風味の違いはどこから来るのか、が自分なりのテーマだった。

やはり一番に土、そして気候、水だと思うのだけど、これらを二国続けて肌で体験するまたとない機会になった。