2022.10.29
スペシャルティコーヒーの可能性を実感を持って理解した瞬間
小規模生産者の農園訪問
タンザニア到着が夕方だった為、農園訪問は2日目からでした。
最初はカラツ地区ジョージさんのGNG Farmから。彼はスペシャルティコーヒーに希望を感じ2020年にスペシャルティコーヒーの栽培に切り替えた生産者です。タンザニアの研究所の支援も受けて栽培を開始したコンパクト種。タンザニアで広く栽培されているケント種はサビ病が出やすく、コンパクト種を新しく植えたエリアを見学しました。

自分が高い値段でコーヒーを販売できる事を示せたら栽培が広がっていくはずと苗木も育てていました。また周りの生産者でコモディティコーヒーの販売価格の安さから生産を辞めてしまった方もたくさんいる様です。

この後訪問した生産者はスペシャルティコーヒーの栽培に興味を持っており、これからの彼らのコーヒーがとても楽しみになりました。
スペシャルティコーヒーが世の中をより良くしていく力を持つ事を、実感を持って理解した瞬間でした。