TANZANIA / Acacia Hills

10/26 夕方 時間にしておよそ25時間ほどのフライト、日本→カタール→タンザニアというルートでキリマンジャロ空港に到着。

丸1日近くかけてタンザニアに到着です。

飛行機からおりると日差しも強く暑さはありますが、ジメジメした感じもなく風もあるので過ごしやすそうな気候です。


TVやインターネットで見られるアフリカの映像から、

『ムンムンとした強烈な熱気』『汗だくで過ごす地元の人々』といったイメージを勝手ながら持っていたので、

その爽やかな空気はちょっと意外でした。


この日は空港近くの宿泊施設、Golf Safari Houseで宿泊。


夕食前にAcacia Hillsのレオンさんと合流、

翌日からAcacia Hillsがマネージメントする農園訪問のスタートです。

敷地内にはAcacia Hillsという名前の由来にもなったアカシアの木がよく生えています。

タンザニアと言えばウォッシュドプロセスのコーヒーが多いイメージだったのですが、

レオンさんを始めアカシアヒルズのメンバーはロースターからの意見を取り入れながら

ナチュラルやハニープロセスも積極的に作られているそうです。


綺麗に管理されたドライングベッド

Acacia Hills内でのカッピングの様子。ゲイシャ、パカマラ、ケントをはじめ他にも様々な品種の栽培にチャレンジしていたのが印象的です。


カッピング後のフィードバックの時間や食事しながらのふとした会話でも、レオンさんの方からロースターに向けて、「どういった品種や精製方法のロットを作っていけば良いと思うか」という質問が出たり、それに対するアンサーとしてロースター側から出た意見を、すぐに次のクロップの生産に活かそうとする一連のやり取りは、何気無いながら強烈に心に残りました。


“ロースター→生産者へのフィードバック”
それを受けて
“生産者→ロースター→飲み手の方々のコーヒーに反映”

されるというシンプルなサイクルが、より良いものを作っていく上で本当に大切なプロセスなのだと実感しました。


こうして情熱を持って作られたコーヒーが日本でも紹介出来る日が来るのがとても楽しみです。