もしコーヒーが私たちの言語なら
タンザニア初日。ホテルにチェックインした後、台湾ロースターが各自持ち寄ったドリップバッグで、コーヒーを振る舞うことにした。
コーヒーは人と人との距離をすぐに縮めてくれる。Golf Safari Houseのロビーでの出来事は、実際にそう強く感じさせてくれた。みんなが手にしている一杯のコーヒーのおかげで、今日初めて会った国籍の異なるロースターたちと、コーヒーのフレーバーやスペシャルティコーヒーの現状やマーケティング方法について、心から楽しんで会話することができたのだ。
その後、焚き火を囲みながら会話を楽しんでいた時、TYPICAの西尾さんが、TYPICA Labのミッションは「生産者との交流を通して、ロースターがスペシャルティコーヒーのビジネスをサステナブルな形で運営できる環境を作ること」だと言っていた。このような経験を活かして、産地や生産者のことを理解し、その知識をより多くのお客さんにシェアしていきたい。
互いの共通言語であるコーヒーをきっかけに交流し、みんなでアイディアをシェアすることがどんなに素敵であり、また重要なことであるか、しみじみ感じた。明日はBurka、Mondul農園に向かう。産地に関する多くの情報を得られるのを楽しみにしている。