世界各地で活躍する
個性豊かなロースターたちが
世界中のコーヒー生産者のもとを訪れる。
現地での新鮮な体験に呼応するように
移り変わり深まっていく、それぞれの思索。
帰国後、コーヒーを探求する彼らに密着した
トーク・ドキュメンタリー映像公開予定。
Episode #1
世界各地で活躍する個性豊かなロースターたちが世界中のコーヒー生産者のもとを訪れるTYPICA Lab。現地での新鮮な体験に呼応し深まっていったそれぞれの思索。帰国後、コーヒーを探求するロースターたちに密着し、旅で出会った豆で一杯のスペシャルティコーヒーを淹れるまでの過程を、座談会形式でドキュメントする。第1回の旅の舞台は、南米ボリビア。
恵まれた土地で生産されるコーヒー豆は、高い品質を誇る一方で生産量は少なく、まだ見ぬ希少な豆と出会えるポテンシャルに満ちた国だ。そんなボリビアを旅したのは、日本で活躍する6組のロースターたち。長澤一浩(Nagasawa COFFEE)、坂下健介(QUILT COFFEE)、松木勇介(KEYAKI COFFEE)、宗広裕美(LATTEST)、鈴木清和(GLITCH COFFEE&ROASTERS)、橋本雄大・有里(COFFEEMAN good)。生産者とロースターが出会うことで生まれる物語りを、特別な一杯とともに堪能し、コーヒーの新たな楽しみ方を発見する。
ナレーションは、コーヒーをこよなく愛する日本の俳優・川島海荷。
アグリカフェ
ボリビア最高峰の生産者。世界中の名だたるロースターを顧客に持ち、信頼を得ている。1986年にドン・ペドロが創業し、家族で農園と精製所を経営している。ペドロの揺るぎないフィロソフィーは、次世代に確かに受け継がれている。
ナイラ・カタ
ボリビアのラパス近郊にあるドライミル。代表のフアンの志は、まだ名もないボリビアの小規模生産者に光を当て、世に出すこと。Nayra Qata(ナイラ・カタ)は南米で話されるアイマラ語で「一番になる」という意味を持つ。
Episode #2
タンザニア・ケニア
滞在終了:2022年10月26日〜11月9日
生産者やプロジェクトに対する彼らの想い
ロックバーン
ロックバーンのピーターは、ケニアの革命的なゲームチェンジャーである。コーヒー生産者だった祖父の思いを受け継ぎ、システム化されているケニアのコーヒー産業に革命を起こし、ダイレクトトレードを可能にしようとしている。
ケニアコフ
多国籍企業スカフィナグループのケニアコフは、都市化によってコーヒー生産地が縮小しつつあるケニアで、土壌分析などのテクノロジーを駆使して生産者の生産性を上げる活動を行っている。自社でドライミルを運営し、マイクロロットの取り扱いを可能にした。
アカシアヒルズ
タンザニアトップクラスの生産者、アカシアヒルズ。世界遺産のンゴロンゴロクレーターを望むオルディアニ山で自社農園を営む。ACEと共催でオークションを開催し、世界中のロースターから高い評価を得ている。
Episode #3
エチオピア
滞在終了:2023年1月29日〜2月18日
生産者やプロジェクトに対する彼らの想い
ウェテアンベラコーヒー
エチオピアのスタートアップ。メクリア・メルジアは腕利きのコーヒーチェリーのサプライヤーとして働いていたが、国の規制緩和をきっかけに、エクスポーターの経験を持つエリアスとともに、生産者として独立することを決めた。
モプラコ社
1971年に創業したモプラコ社は、エチオピアで最も古い輸出業者の一つである。代表はエレアナ・ジョーガリス。イルガチェフェとシダモでウォッシングステーションを、西部のシェカで自社農園を運営している。
Episode #4
エルサルバドル・グアテマラ・ニカラグア
滞在終了:2023年3月19日〜4月1日
生産者やプロジェクトに対する彼らの想い
生産者やプロジェクトに対する彼らの想い
カフェノル
カフェノルは、エルサルバドルのサンタアナ近郊にあるドライミルである。1800年代、四世代前からこの土地に根付き、コーヒー生産に携わるアレハンドロがリーダーシップを執り、地元の生産者とともに作り上げた。
プリマヴェーラコーヒー
2013年に創業したスペシャルティコーヒーのエクスポーター。グアテマラのコーヒー生産地としてポテンシャルと言われるウェウェテナンゴやフライハーネスの小規模生産者を中心に関係性を築き、世界中にその魅力を伝えている。
ペラルタコーヒー
ニカラグアを代表するスペシャルティコーヒーの生産者でありエクスポーター。コーヒー生産を始めてから約100年、その安定したクオリティは世界中のバイヤーから高く評価されており、流通量は年間50コンテナを超える。
プリズマ・コーヒー・オリジンズ
2013年創業のエクスポーター。創業者のエドゥアルドは、グアテマラ全国コーヒー協会ことアナカフェにてQCの経験を積んだ後、独立。国際的なコーヒー鑑定士としてCOEの審査員なども務めるカッパーとしてのスキルを生かし、高品質なコーヒーを世界に送り出している。