⑪ DAY7 前半 〜Moplacoカッピング、最終日編 〜
長いようで、あっという間の1週間
エチオピア最後の日。
思い残すことなく存分に楽しんでいこう✨✨
という意気込みとは裏腹に
妹の大輪花火も勢いとどまることを知らず…
体調だけは気合いで戻した最終日
よし!最終日!悔い残らないよう楽しんでいこう👍
今日は Moplaco trading
カッピング44カップ‼︎
到着してお話を聞いていると…
なんと、60カップに変更と仰せ!!
20カップ×3セッション!!
しかも、全てエチオピア。
エチオピアフリークとしては
胸踊る!!
そして精神統一!
五感を研ぎ澄ませ
香りの印象を探し出す
味覚は千差万別。
私たち姉妹であっても感じ方は違う。
それでもイメージは
一致している。
まずは、ビーンズの焙煎機と相性の良い子であるということ。
消費者からリピートされるだけの味わいであること。
この2つのイメージを主軸に
カッピングを進める。
国内トップクラスのメンバー
台湾トップクラスのメンバーに囲まれて
カッピングさせてもらって
なんて幸せなことでしょう!
一挙にエチオピア豆だけを
60種類カッピングすることは
一生通しても、もう経験出来ないかもしれない。
カッピングは
①ウォッシュド(水洗式)
②ナチュラル(天日干し)
③ハニー(ミューシレージを残して天日干し)
④アナエロビック(嫌気性発酵)
およそ、2時間に及ぶカッピング、
まだ残り1セット残っているところで
お腹がグゥ。
『トニーお腹が空いて
力が出ないよぉ〜〜〜』
『そんな時はケロッグコーンフロスト!』
(これが分かるのは昭和世代 笑)
お給仕の女性たちが
テーブルにランチを運んできてくれた。
よくよく見るとベジミール。
つぶしたジャガイモ🥔に
スパイスが練り込まれていて
薄皮生地で包んで焼く
まるでサモサのようだ。
酸味の強いヨーグルトベースに
ミントが効いたベジソースもgood!
ドリンクはカスカラで作った
シロップの炭酸割が
乾いた体内に染み渡る。
(カスカラとはコーヒーを精製する際、
剥いた果肉部分を再利用したもの)
驚いたことに
お給仕の女性たちは皆おばあちゃん。
中には腰が大きく曲がった女性もいた。
旅の途中、エチオピア人に言われた言葉。
『日本人はおじいちゃんが
タクシー運転手をしてるよね。
あの年まで仕事するなんて、
クレイジーな国だよ!』
確かにエチオピアの街で
見かける人達は若い人ばかり。
お年寄りはほとんど見かけない。
日本とは正反対。
ここMoplacoに来て、
老若かかわらず女性が多く
仕事をしているのを目にする。
カッピングの時も
準備片付けは全て女性。
日本でいう、おばあちゃんと
言える年配の方でさえ
機敏に、親切に、気の効かせ方が
女性ならでは、よく働く。
老若限らず、女性の活躍できる場を
提供してくれる企業は日本でも珍しい。
それをエチオピアで採用してる
Moplaco社は素晴らしい。
後半に続く